　　化学ⅠB　実験

【実験題目】　反応熱とヘスの法則

【実験日】　　　　年　　　月　　　日　　　曜日　　　校時

【実験者氏名】　　　　　年　　　組　　　番　　　班（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）

【協同実験者】(　　　　　　　　　　　　　)(　　　　　　　　　　　　　)(　　　　　　　　　　　　)(　　　　　　　　　　　　)

【目的】　水酸化ナトリウムや塩酸を用いて、溶解熱や中和熱の測定を行い、ヘスの法則が成り立つことを

　　　　　確かめる。

【準備】　　水酸化ナトリウム（粒状）４ｇ、1.0ｍｏｌ/ l 水酸化ナトリウム水溶液　50ｍｌ、1.0ｍｏｌ/ l塩酸　100ｍｌ

　　　　　蒸留水150ｍｌ

　　　　　ポリスチレンフォームの容器（２００ｍｌ）３個、温度計、ガラス棒、天秤、メスシリンダー（５０ｍｌ）３個、

　　　　　薬さじ、薬包紙、グラフ用紙

【方法】

１　水酸化ナトリウムの溶解熱

①乾いたポリスチレンフォームの容器の質量ｗ_１（ｇ）をはかる。

②この容器に蒸留水100ｍｌを入れて水温ｔ_１（℃）を測定する。

③固体の水酸化ナトリウム2.0ｇをすみやかに天秤ではかる。

　これを方法②の蒸留水に投入し、ガラス棒でよくかき混ぜて

　すみやかに溶かす。水酸化ナトリウムを入れたときから３０秒

　ごとに５～６分間液温をはかり、記録する。

④時間と温度の関係を右図のようにかき、温度ｔ_１‘（℃）を求める。

　ｔ_１‘（℃）は、容器の外に熱が逃げなかった場合の到達温度と

　考えられる。

２　水酸化ナトリウム水溶液と塩酸の中和熱

⑤乾いたポリスチレンフォームの容器の質量ｗ_２（ｇ）をはかる。

⑥この容器に1.0ｍｏｌ/ l塩酸　50ｍｌを入れて温度ｔ_２（℃）をはかる。

⑦1.0ｍｏｌ/ l 水酸化ナトリウム水溶液　50ｍｌを加え、ガラス棒でよく

　かき混ぜながら、混合直後から３０秒ごとに５～６分間液温をはかる。

⑧方法④と同様にして、温度ｔ_２‘（℃）を求める。

３　水酸化ナトリウムと塩酸の反応熱

⑨乾いたポリスチレンフォームの容器の質量ｗ_３（ｇ）をはかる。

⑩この容器に1.0ｍｏｌ/ l塩酸　50ｍｌと蒸留水５０ｍｌを入れてよく混ぜたのち、液温ｔ_３（℃）をはかる。

⑪方法③と同様にして固体の水酸化ナトリウム2.0ｇを投入し、３０秒ごとに液温をはかり、記録する。

⑫方法④と同様にして、温度ｔ_３‘（℃）を求める。

【結果】測定結果を表にまとめる。

１．

時間	ｔ_１	0	30	60	90	120	150	180	210	240	270	300	330	360
液温
W₁= ( )g

２．

時間	ｔ_１	0	30	60	90	120	150	180	210	240	270	300	330	360
液温
W_２= ( )g

３

時間	ｔ_１	0	30	60	90	120	150	180	210	240	270	300	330	360
液温
W_３= ( )g

【考察】

１　溶液の密度を1.0ｇ/ｃｍ^３、比熱を4.2J/ｇ・K、ポリスチレンフォームの比熱を0.84J/ｇ・Kとして、
実験結果を次の表にまとめよ。

	１	２	３
ＮａＯＨの物質量（ｍｏｌ）
温度上昇ｔ‘－ｔ（K）
溶液の質量（ｇ）
溶液の受け取った熱量ｑ‘（Ｊ）
容器の質量ｗ（ｇ）
容器の受け取った熱量Ｑ‘’（Ｊ）
発熱量ｑ＝ｑ‘＋ｑ‘’（Ｊ）
ＮａＯＨ１ｍｏｌあたりの反応熱Q（ｋＪ）	Ｑ_１＝	Ｑ_２＝	Ｑ_３＝

２　表の３つの反応熱Q_１、Q_２、Q_３をそれぞれ熱化学方程式で表せ。

１：

２：

３：

３　３つの反応熱Q_１、Q_２、Q_３の間にはどのような関係があるか。

【感想】

【実験で疑問に思ったこと】